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活動報告

佐鳴湖公園に宿泊! わくわく防災キャンプ 11.16-17開催報告

2024年11月24日

2024年11月16日(土)~17日(日)に静岡県浜松市内の佐鳴湖公園で防災キャンプを行いました。

富塚協働センターさん主催の佐鳴湖公園に宿泊する防災キャンプは今回で3回目。昨年開催の時の12組27名より少し多い、今回は15組37名の方にご参加いただきました。

佐鳴湖の防災キャプでは、防災ガイドによく載っている「1日1人=水3L」で本当に過ごせるかどうかの実験体験も毎回テーマとしています。

雨予報

一週間前から天気予報とにらめっこ。おそらく雨だけど、土曜の夕方には止むとか、夜まで降るとか、半日毎に天気予報が変わります。

そして、前日の金曜日、夕方には止む予報となり、まぁ止むくらいであれば小降りかなとうことで開催することに。

13時 メインタープ設営

関係者到着。今回初めて佐鳴湖公園の北部の方でやることに。芝も整備されていてキャンプ場としては最高のコンディション。あとは雨が心配なところ、大きなレクタタープ×2をみんなで張りました。

14時 みんな到着

パラパラと雨。そして参加者が徐々に到着。大分広い場所でしたので、どこに車を停めていいのか、どこにテントを張っていいのか迷うところ。

2家族がテント貸出を希望でしたので、一緒に張ることに。

雨の日は地面に水がたまる場合があるので、テントの張る場所は低地ではない方がいいということや、ペグの打ち方、角度、自在金具の使い方など説明しながらこどもたちも一緒に張りました。

15時 公園の食べられる植物探検

昨年に引き続き、食べられる植物講座もされている山内さんにご案内いただき公園の許可を得て食べられる植物をみんなで採取したり観察したり。

(傘が必須な感じくらい雨がまぁまぁ降ってきた。。。)

16時半 夕食の準備

50人分アルファ米1箱を小分けにして、湯せん可能な「アイラップ」を使ってお米を炊いてみよう実験をすることに。

アルファ米の説明書には、50人分の作り方しか書いてありません。

「おいしく食べられるお湯とお米の割合は?湯せんの時間は?」

だれも答えを知らないなかで実験です!

一般的なお米でしたら、お米1に対して水1.2のよう。それを基準にみんなそれぞれ実験していきます。

鍋は4つとガスコンロは運営から支給。みんなで一緒につくると燃料と水のコスパはいいです。一緒に湯せんで入れてわからなくならないようにアイラップに名前書いて投入。夕飯がレトルトカレーの方は一緒に湯せん。

17時半 アルファ米美味しく湯せんコンテスト結果

お米1:水1くらい、通常の炊飯より若干水少なめでもいい感じでした。さらに水を少なくしてもおいしく食べれたり、多くてもおかゆっぽくて良かったり。時間は20~30分くらいかな。湯せんから袋を出して押してみて、いいかなとおもったらそれが食べ時。

結構な適当さでどれもおいしくいただけました。

卵をアイラップに入れて、オムレツ風にする方も。卵もいい感じに火が通りました。みんなで使えるお湯の鍋とアイラップあればだいたいなんでも料理できる気が。この時間寒くなってきましたので、暖かい食べ物が食べれるということ自体で安心感があり幸せを感じます。

まぁまぁ雨は続きます。天気予報を見るたびに、夕方止む→20時止む→深夜2時止むと雨が続く予報に。

豚汁の差し入れもいただきました。人気でわたし賞味するまもなく完食。

20時 テーブルゲーム

前日の天気予報に反して、雨がやまず。。。

防災キャンプ体験としてはいい経験になったかな。タープやテントをしっかり張ると、雨でもテント内はそれほど気にならないです。

協働センターでアナログゲームの講師もしている奥谷さんが「ごいた」を持ってきてくれました。ごいたは能登半島の伝統ゲーム。麻雀やドンジャラのような感じのルールで、大人も子供も一緒に遊べます。

ハマる子もいて、翌日も朝から「ごいたいっしょにやろう」と誘い合って楽しんでいました。

夜 連想ゲーム

ホワイトボートを使って連想ゲーム。

「じ ではじまるアニメは?」「て ではまるスポーツは?」「マ ではじまるアニメは?」などお題をだしてみんなで答えを出します。小学生の小さな子から大人まで一緒に楽しみました。ポケモンのキャラクターは大人にはわからんぞー

人数制限なく、年齢もあまり気にしない遊びって避難時にもいいなと思いました。

6時ごろ 起床

カーテンもないテントの中は朝日と共に明るくなりますので起床もみんな早め。昨日の雨とはうって変わって月もきれいなきもちのいい朝に。

6時半 朝食

みんなそれぞれ朝食ですが、メインタープの下でみんなで豚汁つくることに。

どのくらいの量を作っていいか毎度悩みますが、24cm寸胴と、大きめの雪平なべいっぱいに全員分の豚汁を作りました。

一人一杯ずつ配り終えるてもまだ半分。おなかいっぱいになりながら綺麗に完食しました。

8時半 発表会

今回のキャンプで感じたこと、1日1人=水3Lについてを発表。

テント泊予定の方が車中泊にしたり、雨の日の避難とうことも体験できたりしてよかったかなと思います。

11月ということで水は皆さん3L使わずに過ごせました。実際はプラス昼食がありますので、やはり水事情は厳しくなりそう。夏であれば動いているだけで、飲み水だけでも2Lくらい使いそう。

使い捨ての紙皿を備蓄しておいていいのか、お皿+ラップなどで対応するのか、みなさんいろいろと感じたことがあったかなと思います。

今回はじめて、みんなで湯せんで料理にチャレンジしましたが、共用の鍋とお湯があることで、燃料も節約できて優秀だなと思いました。備蓄自体も災害で使えなくなってしまったりも考えれますので、ひとりひとりが多めに備蓄しておいて、みんなで一緒に協力しながら避難するというのがいいのかなと感じました。

また次回はみなさんもぜひ

キャンプ芝生フィールドとして場所も最高で、また、参加者は近所の方が中心にでしたので防寒の忘れ物もとりに行きやすく、キャンプとしても最高でした。

「年に1度ではなくもっと開催してほしい」の声もありましたので、また計画したいと思います。

次回はぜひみなさんのご参加も楽しみにしています。