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活動報告

防災キャンプ in 旧北庄内小学校 開催報告

2023年6月8日

(太田個人開催時のイベント記事となります)

先週末、6月3日(土)~4日(日)に、庄内地域白洲町にある、今は廃校の旧北庄内小学校にて防災キャンプを開催しました。

 

旧北庄内小学校でのキャンプイベントははじめてということで、今回はテストを兼ねて紹介者の方を中心に開催。

日帰り参加や翌日参加の方もおり、概ね下記の感じでご参加いただきました。

  • 泊まり家族:6家族(大人10人・子供6人) 合計16人
  • 1日目夕方時点の参加:合計31人くらい

1日目正午

前日が雨だったこともあり、集合時間を午後に変更。はじめてのキャンプ場所ということで雨のグラウンドの状態がわかりませんでしたが、全体に大分ゆるくなってしまっていて、グラウンド中を回ったところ、道路側の地面が固く良さそうということでキャンプ場所が決定。到着した方から順にテントを設置しました。

子供たちはタープの下でトランプとかで楽しんでいました。

1日目 14時頃

議員の方も見学にきてくださり、ポータブル太陽光パネルとポータブルバッテリー、ラッピングトイレを紹介。

1日目 16時頃

『アルファ化米おいしく食べようコンテスト』を開催。

自治会向けのアルファ化米(50人前 賞味期限直前)を譲りうけ、一番おいしく食べられる方法を実験!

1)お湯で15分

説明書には50人前の作り方しか書いていないため、小分けにした場合のお湯の分量がわからず、まずは適当にシェラカップに「1:0.5」や「1:2」でお湯を入れて15分待ってみました。

「うーん、芯がある」
「食べられないことはない」
「おかゆっぽいけど芯がある」

など、まぁまぁイマイチな結果に。水でもできるようなので、30分とか放置すれば芯はなくなるのかも。

その後シェラカップごと火にかけてみたり工夫。

アルファ化米を小分けにした際は、シェラカップでコメ100ccの位置に対して、お湯を180ccの位置まで入れると水の量はいい感じ。

ただ、芯はなくなってもご飯が冷たい。。。お湯で15分後もまぁまぁ冷めていました。実際に被災の際はこのような感じなんだなぁと感じつつ、今日はこのアルファ化米をおいしく食べる実験!

2)チャーハン

私が味見をし忘れましたが、温かく、野菜もとれるしいい感じ。冷蔵庫の残り物でもなんとかなりそう。味付けやバリエーションもいろいろ工夫できてみんながおいしく食べられる料理に。

 

3)餃子と一緒にメスティンで炊く

そして、最後は大葉。これはおいしい!ご飯があったかいし、味もしっかししていていくらでも食べれる。

 

4)普通に炊飯

2が良さそうだったので、キャンプ用のライスクッカーで普通に炊飯。無洗米の要領。普通のお米と違って炊飯が激早いことがわかる。普通キャンプ場だと「ご飯おかわりー」ってなっても、「もうないんだよねー」ですが、このアルファ化米だと食べたい分だけ炊飯してもすぐに炊けます。キャンプ飯としては意外と優れものかも。

1日目 17時頃

↑の『アルファ化米おいしく食べようコンテスト』を行いつつ、夕食。バーベキューコンロは1つのみでみんなでシェアして炭の燃料を節約。材料はみんな持ち寄って、次から次へと焼いていきます。

外で食べるご飯は最高!
アルファ化米をどうやったらおいしく食べられるのかの今日の答えは、「普通に炊飯」+「焼肉等濃い目のおかず」+「外で食べる」+「みんなで食べる」が一番おいしく食べられるのかなと思いました。失敗しても「大丈夫だよ」って声をかけてもらえるし、みんなでいる安心感がよかったです。

また次回も別のキャンプメンバーで『第二回アルファ化米おいしく食べようコンテスト』を開催してみようと思います。別の新しい食べ方を見れるのが楽しみです♪

1日目 20時頃

舘山寺ランタンプロジェクトとコラボ!

今回は地面にプロジェクターで投影。子供たちにも手伝ってもらって広いグラウンドにランタンを105台並べてみました!

1日目 22時頃

『ランタンモールス信号でお菓子をGET!』を開催。

  • 子供4人チームでグラウンドの真ん中からモールス信号を発信。食べたいお菓子の名前を伝える。
  • 大人チームはモール信号解読表を見て、何を言っているのか解読。正解したら両チームお菓子GET!

はじめてのモールス信号。小学校低学年だと和文モールス信号1文字分を覚えるのが精いっぱいかな。高学年だと1文字分は暗記できる。

子供に4人並んでもらって、1人=1文字分を暗記。光の発信担当は1人(大人)。

ひとりひとり順番に発信担当に伝えて発信すると、4文字は伝えられそう。「うまいぼ」=「うまい棒かな?」という感じで4文字分かればどんなお菓子も伝えられるかな。

解読側も4人いれば、モール信号解読表からゆっくり探せる。ということで、次回は発信担当5人一組と、解読チーム4人×数チームでお菓子GETゲームをやりたいと思います。

1日目 夜

昼間は日焼けするくらい暑かったのに、夜は涼しくなりました。(半袖だと寒すぎです)

みんなそれぞれ防寒ジャケットを着たり、焚火であたたまったりキャンプを楽しみました。

2日目 7時頃

テントってカーテンがないですので、太陽と共に目覚めます。みんな徐々に起きて朝食。ホットサンドメーカーやパンなど。昨日焚火で焙煎したコーヒーを淹れていただきました。焚火の香りがする珈琲。すがすがしい朝の外で呑む焚火珈琲は最高!

2日目 9時30分頃

『火起こし体験』イベント開催。

まずは懐かしいマッチ。子供たちは触ったことがなく、最初は火が付くとすぐに投げてしまいます。マッチはたくさあるので何回も練習しましたー。

次に火打石体験。小学校低学年くらいだと少し力が弱く火花を出すのが難しいかな?

火打石のマグネシウムを削って粉にして、そこへ向かって火花にすることで、なんとか点きましたー。

弓切り式の火起こしキットで火起こし体験。これは大人が必死!

煙までは出ましたが残念。火までは起きませんでした。。。次回に期待!

2日目 10時30分頃

キャンプ場ではないところでのキャンプ。来た時よりも美しく!『30分清掃イベント』

グラウンドのトイレの他、グラウンド内のごみ拾い、わだちの整備、校舎側や道路の外のごみもみんなでキレイにします。全員でごみ拾いなので、ごみがレアに。子供たちはレアなごみを見つけると「ゴミ見つけたー」と嬉しそう!

2日目 11時頃

ケガもなく無事防災キャンプ終了!

1日目に風が強くてタープを撤収したり、キャンプということで天候にある程度左右されますが、2日間晴れのキャンプ日和になり子供たちも楽しんでもらえたのではと思います。

防災キャンプということで、「実際災害になったらこれ使おうと思うんだよねー」や、「数年前の停電でこれ使ったー」など防災の情報交換もできて、皆さんの防災意識も高められたのではと思います。

また今後も定期的に行いまして、防災に強い庄内地域、魅力的なみんなが住みたいまちに育んでいきたいと思います。

↑顔が判別できないように小さな写真にしています