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炊き出し訓練&こども食堂

防災炊き出し訓練&こども食堂 6/8開催報告

2025年6月14日

今月の防災炊き出し訓練&こども食堂のメニューは初の「じゃがバター」。

日本防災キャンプ協会にて今年テストで栽培した「防災備蓄ファーム」の男爵イモ20~25kgと、近所の地場産(古人見産)の男爵イモ20個くらいを、近所の元料理人の方からいただいた業務用深し器と33cm寸胴でつくりました。

業務用深し器は茶わん蒸し用、寸胴は中に逆さのざるをいれて、周りにアルミホイルを丸めて簡易的な蒸し器に。

はじめてのことでどうなるか、調理時間さえわかりませんでしたがこれも経験です。みんなそれぞれ試行錯誤して作りました。

火を起こして準備中に、こどもたちと一緒にジャガイモをたわしでゴシゴシ。

第一弾のジャガイモは50分ほどでいい感じに。第二弾は35分程。鍋の中が温まっている分、二回目は大分早くできることを発見。

この日はあいにくの雨でどのくらいの人が見込めるかわかりませんでしたが、様子を見ながら、追加でジャガイモを洗ってもらったり、蒸かしてもらったりで、全部で100人前以上できたかな、ピッタリの量でみんなで美味しくいただきました。

チューブでバターの他、じゃがバターに合いそうな調味料をお任せで買ってきていただいたところ、一番人気は「明太マヨネーズ」。じゃがバターだけだと飽きてしまうかなと思いましたが、調味料のバリエーションが多いと意外とたくさん食べることができてお昼ご飯にもなりました。

今回こどもたちのお手伝いはたわしゴシゴシ以外はあまりなかったので、炭火でウインナーを焼いてもらうことに。実は炭火でウインナー焼くとすぐに焦げてしまったりしてなかなか難しいですが、やり方を教えると丁寧にひっくり返してくれて、焼けたらみんなに配りに行ってと、楽しそうでした。お母さんからも「すごくいい経験させてもらってありがとう」と。いえいえこちらこそ大変助かりました。

みんなそれぞれできること、やりたいことを聞いて、見て、コーディネイトすると、防災炊き出し訓練も、係を決めずにその場のメンバーでもうまく料理することができ、突然の被災地でもみんなで協力して仕事をする訓練にもなるかなと思います。

今回初めての蒸かしでしたが、これがすごく優秀で、トウモロコシを入れてみたり、ウインナーを入れてみたり、なんでも入れれば暖かくおいしくできて、炊き出しとしてはすごく優秀なことがわかりました。

また来月もマルシェ「お鹿島様」にて、防災炊き出し訓練&こども食堂にて盛り上げていきたいと思います!

神社マルシェ“お鹿島さま”

毎月第2日曜日に、浜松フラワーパーク近くの曾許乃御立(そこのみたち)神社(鹿島神社)にて9時~開催しています。2022年4月から開催して3年目。

フリーマーケットや農産物の販売のほか、無料ダーツゲームや無料ポップコーン、花屋さんなど盛りだくさん。

地元篠原町産の大量ネット玉ねぎをGET。お礼にプレゼントもしたりしてもまだまだ入っていてすごい量でした。

曽許乃御立神社の神楽殿前では演奏ライブもあり、今月は浜名湖フォークトピアさんが演奏の方々をコーディネイトいただき神社を盛り上げていただきました。

少し歩くと大きな駐車場もありますので第2日曜はご家族でぜひどうぞ。

会計報告

防災炊き出し訓練&こども食堂は、補助金や企業寄付金はなく、その場で炊き出しの食事をいただく方自らが100円くらいの寄付をブタの貯金箱に入れていただくことで、持続可能に運営できる仕組みになっています。
(紙皿等の消耗品の一部は日本防災キャンプから寄付しています)
また、当日に野菜などの食材の寄付も使わせていただき料理しています。今回は日本防災キャンプ協会で栽培の三島町産ジャガイモと、地元の方から寄付いたいだた古人見産ジャガイモを使わせていただきました。

メイン食材は寄付ということで、また、お昼にはちょっと少ないおやつな料理ということもあり、前回からの繰り越しが2万円以上ありましたので、今回は貯金箱はなく、おとなもこどもも無料で振舞いました。

前回より繰り越し:+20,845円

  • チューブでバター×3本:1,030円
  • マヨネーズ×2個:643円
  • 明太マヨネーズ×1個:537円
  • シーズニング粉調味料×3袋:324円
  • ウインナーソーセージ業務用2kg:2,116円
  • 基本はシェラカップを利用。一部紙皿は日本防災キャンプから寄付。

材料費合計:4,650円
次回繰り越しへ:+16,195円