防災キャンプ in 中田島 [風車公園] 9/20-21開催報告
2025年9月21日
2025年9月20日(土)~21日(日)に静岡県浜松市内の海岸近く、遠州灘海浜公園の風車公園の津波避難マウンドのふもとで、この公園を管理されている一般財団法人 浜松緑地公園協会さん主催で防災キャンプを行いました。
この防災キャンプでは、遠州灘海浜公園津波避難マウンドの周知PRを目的に、今回の第一回は『防災食を食べよう!』のテーマで開催しました。
第一回ということで新規参加の方は少なく地元の幼稚園に通う親子の方と藤枝で防災イベントをされているハシモトさん。夜のUFO召喚イベントにご参加の方が6名ほど。夕飯の一番多い時で、全部で15名ほどで開催しました。
15時頃:テント張り体験
テントはじめてのお母さんとお子さん参加いただきましたので、テント張り体験をしました。
幼稚園のお子さんはペグを打ってくれたり、テント内にインナーマットをひいてくれたり。次回はテント泊にもチャレンジしましょうかー。

16時頃:モルック
参加者のコミュニケーションづくりでモルックをやりました。お子さんはすっごく近く。大人は遠く。まぁまぁいい勝負になり、投げる人も応援する人もみんなで盛り上がりましたー。


17時頃:豚汁づくり
防災炊き出し訓練として皆で豚汁を作りました。小さなお子さんも包丁の使い方を教わりながら野菜を切ったり。


18時半頃:UFO召喚
津波避難マウンドの高さをPRすべく、UFOを召喚イベントを開催!!
舘山寺ランタンプロジェクトさん協力のもと、避難マウンドのふもとに魔方陣をランタンで描いて、みんなで万歳してUFOを呼びます。
すると、、、



津波避難マウンドの上から写真を撮ると、遠くに浜松市街の綺麗な夜景と共に、2基のUFOを見ることができました!!
次回はUFOから降りてきた宇宙人と共に撮影会をやりたいと思います!
お子さんも楽しめるイベントで、ランタン魔方陣で写真撮影プレゼントもしていますので、是非皆さん次回はご一緒にどうぞ。









変わった形のUFOも現れました!




舘山寺ランタンプロジェクトさん「vol.222 UFO召喚」
19時頃:夕食
子供も大人も津波避難マウンドに登ってUFO召喚したり遊んだ後、みんなで夕食。鍋が巨大のため大量の豚汁うどんができて食べ放題!
舘山寺ランタンプロジェクトのみなさんもこの後の片付けまでありがとうございました。この後翌日の明け方にまぁまぁな雨が降りましたが、ランタンは車内に撤収できていましたので無事でした。



20時半頃:焚火&防災活動について語り合う
今回特別な許可を得て焚火もやってみました。普段電気に頼る生活をしているわたしたち。焚火だけでは本も読めないくらいの明るさですが、暖かさも伴い、それだけでとても安心できる不思議さが焚火にはあります。


遠州灘の太平洋の海岸が近くにあり、夜中は周囲の音もほとんどないため、波の音が聞こえます。ゆったりとした波の音をBGMに、椅子に座ってゆっくり話すと、お互いの防災活動のこと、仕事とボランティアについてなど深くまで話すことができてとてもよいときをみんなで過ごすことができました。
少人数で深くつながりができる防災キャンプのかたちをまた今後も研究していきたいと思います。


7時頃:朝食
ハシモトさんはアルファ米に挑戦。熱湯15分の記載時間どおりにつくったのですがちょっと堅かったとのこと。でも見た目はすごくおいしそうでした。あと、みんなで昨日の残りの豚汁うどんをいただきました。
この豚汁、昨日よりさらにおいしくなっていて完食。310mlのシェラカップで昨日から合わせて30~40杯くらいできたかな。鍋が大きすぎたため水の量も味噌の量も探り探でつくった豚汁うどん。食べるひとを予想しながらよい炊き出し訓練にもなりました。






9時半頃:公園&中田島砂丘散策
昨日から一緒にキャンプをしています一般社団法人中田島砂丘観光協会の松下さんのご案内のもと、遠州灘海浜公園(風車公園)を散策しながら紹介いただきました。
参加者のハシモトさんが本業が造園ということで、植物に詳しくヤシの実について教えてもらったり、急遽の植物講座が楽しかったです。
中田島砂丘では、防潮堤と砂丘の砂、風の状況など、現状の課題を松下さんに教えていただき、大変勉強になりました。そして、防潮堤から崩れるガラやごみを拾ったり。
大型バスや海外の方の観光の方も多く訪れていて、中田島砂丘が今後ももっと魅力的になればいいなと感じました。

次回の遠州灘海浜公園(風車公園)のキャンプは、寒いキャンプに挑戦ということで3月に予定してます。
今回2日間キャンプをしていると、興味を持って声をかけていただいた方も多く、みなさん興味関心があるのだなと改めて感じました。
楽しみながら自然に防災のチカラが身に付く。そんな防災キャンプを今後も活動続けていきたいと思います。