防災キャンプ in 中田島 [風車公園] 3/14-15開催報告
2026年3月21日
2026年3月14日(土)~15日(日)に静岡県浜松市の遠州灘海岸近く、遠州灘海浜公園の風車公園の津波避難マウンドのふもとで開催。公園を管理されている一般財団法人 浜松緑地公園協会さん主催でご一緒に防災キャンプを行いました。
この防災キャンプでは、遠州灘海浜公園津波避難マウンドの周知PRを目的に、前回昨年9月20-21開催の第1回につづき2回目の開催となりました。
防災コミュニケーションをテーマにして、いざという時、いつもと違う環境で、初めて会う人たちと一晩を過ごす。「炊き出しってどうやるの?」そんな体験ができる防災キャンプです。
ちょうど春の卒園卒業時期ということで宿泊家族は1家族でしたが、夜のUFOイベントには10人以上のお子さんと近所の住民の方も来ていただき大変盛り上がりました。
14時 メインタープ設営
夕方からの防災炊き出し訓練にも使うメインのタープを設営。でもこの日は大分な強風。天気予報を見ると5mとのこと。
7mの風で中止判断していますが、天気予報では今がピークで徐々に落ち着くよう。
みんなで話し合って「どの場所が一番風が弱いかな?」ということで、前回設営場所から少しずらして、津波避難マウンド自体を風よけにして、津波避難マウンドのすぐわきに設営。それでもたまに強く吹く風でタープが倒れるのも心配でしたので、少し弱くなってきたら設営することに。
とりあえず机の上で、夜に飛ばすUFO作り。大人が一生懸命になっちゃうよねー(笑

15時 テント設営
泊り組はテント設営。みんなのメインタープはレクタタープ型でサイズが大きいため風の影響を受けやすいですが、みんなの宿泊テントは低めの小さなテントですので風の影響少なく設営しました。
そうはいっても、風の中、久しぶりに設営するテントの張り方がわからず四苦八苦。みんなであーでもない、こーでもない、「逆だー」とか「ベルトがさきー」とか言いながら設営したり。うまくいかない中ではじめての人同士、テント設営の目標に向かって作業できるのは、コミュニケーションのよいきっかけになります。
16時 モルック!
みんな名前の名札かけて、名前を呼び合いながらモルック大会!
8人でしたので2人ペアでチーム名決めて開始。モルックはじめての方にルールも教えていざスタート!

↑大人気の「12」は画面奥外まで飛ばされています(笑


16時半頃 防災炊き出し訓練&こども食堂
「避難してきた方へ向けての炊き出し訓練をはじめます。何人避難してくるかわかりません。多く作りすぎて余ってしまうと食材がもったいないです。さぁどのくらいの量作りましょう!」ではじまった防災炊き出し訓練。
メニューは「豚汁うどん」と「カレーうどん」。この2種類はほとんど食材が一緒!まずはみんなで食材を切って、半分ぐらいずつ寸胴に入れて。豚汁の方はごぼうも入れて。
「シメジはカレーに入れていいんだっけ?」
「キノコのカレーはあるからカレーに入れてもよさそう!」
答えがない中でみんなで意見を出し合って楽しくつくりました。



18時 UFO現る!イベント
別企画のUFO現る!がスタート。どこでイベントやってるんだろう?って津波避難マウンドの周りを探しながら皆さん徐々に集まっていただきました。(この「UFO現る!」イベントの参加者が、防災炊き出し訓練の避難者役となります。)
まずは100台のランタンをつけて魔法陣をつくります。フュアハンドランタンはガソリンスタンドの灯油を燃料に本物の火を点けて灯りをともします。初めての子も、大人も一生懸命次々とランタンをつけていって、みんなで魔法陣をランタンで描いてUFOを呼ぶ準備万端!

10mの避難マウンドにみんなで登って空を見上げると、魔法陣に向かってUFOが何機も飛来!!







写真を繋げるとものすごいスピードでUFOが飛んでいくのが分かります!



魔法陣のまわりで皆で手を繋いで念じると、上空にUFOが!



いろいろな型のUFOが飛んできて歓声に包まれました。
ここまでの至近距離でUFOを見たことはみんななかったんじゃないかな(笑
19時 防災炊き出し訓練&こども食堂
まだまだ寒いこの季節。UFOイベントの後はみんなで温かい「豚汁うどん」と「カレーうどん」を食べました。
お子さんはおかわり無料。味も違うので「ぼくはこっちが好き!」とか言いながら、みんなでにぎやかな夕食の時間を過ごしました。

防災キャンプ=UFO?
なぜ防災キャンプでUFOなの?ということで、実は「突然その場に避難してきた人のコミュニケーションづくり体験」という狙いがあります。
- 子供から高齢の方まで年齢層も幅広く、また、防災意識が高い人とそうでもない人が避難してくる状況を体験。
- ひとつのテーマ(いい感じのUFOの写真を撮りたい!)があることで、みんなで協力し合える。体力がある子供はUFOを飛ばす係。写真が好きな大人はそれを撮る。ランタンの周りで手をつなぐ。みんなの得意が合わさってはじめてみんなの目的が達成(いい感じの写真が撮れる)されます。
- ランタンの周りで手をつなぐ=むかし林間学校でやったフォークダンス。話したこともないひとと手を繋いでひとつのものをつくる。協力することでその後の食事のときに会話するきっかけに。
- みんなで夕食。会社でいう部署ごとの歓迎会や、先輩とのランチ、異業種の会食会など、お腹が満たされながら暖かい食事で安心した状況だと話が弾みます。先ほど手をつないだひとと話しやすくなったり、またUFOというお互い知識優劣のない話題があると、どちらが上ということもなくみんな素人で話がしやすくなります。
参加募集や参加者の方には直接お伝えしていませんが、実際に体験してみるとコミュニケーションづくりが実感いただけたのかなと思います。
夜 焚火&ランタンの灯りの中で
特別な許可をいただいて公園内で焚火をさせていただきました。
この季節、昼間はちょうどいいくらいの気温なのですが、日が沈むとどんどん寒くなります。中学生に焚火の火の管理をお願いして、焚火の薪は、近所の畑で伐採した木や、建築端材。販売されている薪ではないですが、暖かさは同じ。災害時もその場にあるもので暖をとるのかなと思います。焚火台を設置したりして、火の管理をちゃんとすると安全にできます。火は暖かさ以外に、炎を見ているだけでなんか落ち着くのは縄文時代からの人のDNAなのかな?
ということで、宿泊組は、LEDライトはできるだけ使わず魔法陣で使ったフュアハンドランタン数台を机に置いて談笑タイム。こちらも本物の火の灯りでゆったりとでき、話も弾みました。




この日の夜はすっごい冷えました。灯油ストーブを持ち込んで暖まりながらの方もいたり、わたしは、夜寒さで目が覚めるたびに寝袋のジッパーの綴じ幅が縮まっていき、最後は顔周りに毛布を巻いて外気をシャットダウン。
「こんなにうすい寝袋で足元は大丈夫?」って思うのですが、外気が入らなければ意外と暖かいものです。寝袋すごい!
7時頃 起床
冷えると不安になり、暗さでもさらに不安になります。
そこへきての朝日!「太陽、今日を届けてくれてありがとう!」って心の奥底から思えます(笑
朝は昨日残った豚汁を食べたり。この季節はまだ大丈夫ですが夏は腐敗が厳しかな。参加者の方には食べてって言いにくい。。。
皆でひととおり片付けした後、最後にみんなでモルック!
公園に散歩に来た方にもルールや活動をお伝えしたり。またこういったふらっと立ち寄った一般の方とも交流できるような防災キャンプモルックイベントもしていきたいなと思いました。


みなさんご参加ありがとうございました!

